今はそのかみのことに侍るべし。或る人に「歌はいかやうによむべきものぞ」
と問はれて待りしかば、 愚かなる心に任せて、 わづかに思ひ得たる
ことを書きつけ待りし。 些かの由もなく、 ただ詞に書き続けて送り待りし。
見苦しけれど、 ただ思ふままの僻事に待るべし。
侍る: はべる 或る: ある 任せ: まかせ
得たる: えたる 些かの由:いささかのよし 詞:ことば 僻事:ひがごと
Go to Analysis Page
Go to English translation
Back to Home Page
Comments & Suggestions?