| Adverbs: 副詞: (Fukushi) |
物事の動作や状態を表して、 下の用言の意味を説明したり限定したりする。 主として動詞を修飾する。
かく・かねて・しか・すでに・ふと・やがて・すなはち
春はやがて夏の気をもよほし、 夏よりすでに秋はかよひ、 秋はすなはち寒くなり徒然草・百十五
物事の性質や状態などの程度を表したり限定したりする。 主として形容詞・形容動詞を修飾する。
あまた・いささか・いと・げに・すこし・ひとへに
この獅子の立ちやういとめづらし。徒然草・二三六
修飾される語の叙述の内容に下の代表的な1〜7の意味を表す語などを要求し、 あるきまった語と呼応して用いる。 叙述の副詞、 呼応の副詞ともいう。
1)With Negatives 打消: (Uchikeshi) (ず・じ などと呼応)
あへて・いまだ・つゆ・絶えて
2)With Negative Imperative 禁止: (Kinshi) (な と呼応)
ゆめ・な(そ と呼応)
3)With Interrogative or Rhetorical 疑問・反語: (Gimon-Hango) (や・か と呼応)
いかが・いかに・なぞ・など
4)With Conditional 仮定 (Katei)(とも と呼応)
たとひ・もし・よし
5)With Supposition 推量 (Suiryo)(な・べし と呼応)
あるいは・おそらく・さだめて
6)With Conparison 比況 (Hikkaku)(ごとし と呼応)
あたかも・さながら・さも
7)With Volition 願望: (Ganbo)(ばや・がな・む と呼応)
いかで・願はくは
1)人はいさ心も知らず 古今集・四三
2)ゆめ花散るないやをちに咲け万葉集・四四四六
3)なんぢいかが聞きはべるや去来抄・行く春を
4)人はよし思ひ止むとも万葉集・百四九5)さだめておどろかさんずらん宇治拾遺物語・一
6)さながら天人も、 羽なき鳥のごとくにて謡曲・羽衣
7)世の中に物語といふもののあんなるを、 いかで見ばやと思ひつつ更科日記